「お金はいつも正しい 」by 著者:堀江 貴文 のまとめ
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- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2011/06/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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概要
お金を道具として使いこなすための頭の使い方と具体策
0.まえがき
・日本人はお金に過剰反応しすぎ
・原因は物事の本質を学ぶ訓練の不足
・お金に関する知識を武装して、便利な道具として使いこなしていけばいい
1.お金の基本
・お金=信用
・信用とはふわふわしたもの(いろいろな物の見方で信用は変わる)
・信用の特徴を理解することが、正しい金融リテラシーを身につける第一歩。
2.給料
・日本は有能な若い社員が正当に評価されない
・成果を測るための仕組みができていない
・高い給料を求めるなら大企業から飛び出せ
3.貯金
・「貯金は美徳」は、官僚が作り出した戦費調達のキャンペーン
・お金は使わないと活きない。(自己投資)
・勉強して資産形成を行うことが、貯金という思考停止状態から抜け出す唯一の手段
4.借金
・日本人は借金は悪と刷り込まれているが、良い借金があることを理解する
・良い借金とは、
・ビジネスを始める際の企業資金(時間を買う)
・自動車のオートローン(金利が低い)
・クレジットカード1回払い、後払い型電子マネー(金利なし)
5.ギャンブル
・ギャンブルは娯楽
・ギャンブルでは絶対に借金しないこと
・平均収益率
宝くじ:50%、競馬:70〜80%、パチンコ:80〜90%、カジノ:90〜99%
6,結婚とお金
・これからの時代、結婚して、これまでと同じようにやっていては大損する
・生命保険は入らない(20〜30代加入の還元率が50%。無駄な経費が多い)
・持ち家はリスクが大きい(固定資産税、ローンの金利、修繕費、動けなくなってしまう)
7.世代間のお金格差
・若者のワーキングプアは、高齢者の既得権益層に搾取されているが原因
・政治力をつけて対抗する
・柔軟な給与システムを取るベンチャー魂を失わない企業に就職するか、起業する
8.働かない生き方
・今は働くことは人間の義務ではなくなった
・ベーシックインカム制度の提案(一人に月5〜10万の支給)
・生存のためではなく、好きなことをために働く社会になる
9.自己投資
・受動的な自己投資は成果が出にくい
・自己投資の出口を明確に想定し、短期間で成し遂げる
・多くの人が陥っている間違いはコツコツ型の考え
10.投資
・投資はすべての人に必要なスキル
・もっともお勧めするのはベンチャー投資
11.お金の未来
・お金の使い方借り方を学んでいない日本人が、マネースキルの高い外人と戦わなければならない時代
・シェアの考え方が今後間違いなく大きく広がる
・結婚、持ち家、定職に就くなどの従来の常識を疑えば、無駄なコストを使わずに生きられる時代
感想
ベーシックインカムが印象に残りました。
課題は多いと思いますが、皆が好きなことのためだけに働ける社会を見てみたい気がしました。