7つの習慣のまとめ
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- 作者: スティーブン・R.コヴィー,Stephen R. Covey,ジェームススキナー,川西茂
- 出版社/メーカー: キングベアー出版
- 発売日: 1996/12
- メディア: 単行本
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概要
定番中の定番のビジネス書
人生のすべての側面に応用できる普遍的な原則
7つの習慣
1. 主体性を発揮する … 自分で考え、自分で決める
2. 目的を持って始める … 人生の目的、価値観を明確にする
3. 重要事項を優先する … 緊急ではないが重要なことを優先する
4. Win-Winを考える … 競争ではなく協力する
5. 理解してから理解される … 感情移入して傾聴する
6. 相乗効果を発揮する … 相違点を活かして、第3案を作り出す
7. 刃を研ぐ … 肉体、精神、知性、社会をバランスよく磨く
詳細
■1. 主体性を発揮する
・自分の価値観に基づき行動すること
・自分の身に何が起こるかではなく、それにどう反応するかが重要
・自分から進んで状況を改善する行動を起こす力(率先力)が必要
■2.目的を持って始める
・自分の人生の目的、価値観を明確にする
・最も簡単で大きな効果をもたらす方法はミッション・ステートメントを作ること
・ミッション・ステートメントとは個人的な憲法、信条
■3. 重要事項を優先する
・大事を小事の犠牲にしてはならない
・緊急ではないが重要なことをいかに実行するかが重要
・パレートの法則:80%の結果は20%の活動から生み出される
■4. Win-Winを考える
・人生を競争ではなく、協力する舞台とみるパラダイム
・Win-Winの5つの柱(全て満たされないとWin−Winにならない)
1.人格:誠実、勇気、思いやり、豊かさマインド
2.関係:信頼関係
3.合意:実行協定(望む結果、ルール、使える資源等)
4.システム:Win-Winにしむける報酬システムなど
5.プロセス:相手の立場で考え、課題とゴールを明確にし、案を出す
■5. 理解してから理解される
・相手を理解するよう努め、その後で自分を理解してもらうようにする
・感情移入をして相手の話を聞く
・素人は商品を売り、プロはニーズや問題に対する解決を売る
■6. 相乗効果を発揮する
・相違点を尊重し、第3案を作り出す
・二人の人が同じ意見を持っているとすれば、そのうちのひとりは余分である
・双方が満足できる解決策を見つけるまで話し合いを続けることが重要
■7. 刃を研ぐ
・人間の四つの能力をバランスよく伸ばす
・肉体 → 食事、休養、運動など
・精神 → 自己リーダーシップ
・知性 → 読書、日記、計画など
・社会・情緒 → 4,5,6の習慣を実践
その他覚えておきたいポイント
■人格主義
・人格主義:原理原則を体得し、人格に取り入れる
・個性主義:表面上のテクニック
■パラダイム
・パラダイムとはものの見方
■農場の法則
・蒔いたものしか刈り取ることはできない
■インサイド・アウト
・自分自身の内面を変えることから始めるということ
■P/PCバランス
・P :目標達成 … 黄金の卵
・PC:目標達成能力 … ガチョウ
・PとPCをバランスよく
■すべてのものは二度つくられる
・万物には知的な第一の創造と物的な第二の創造がある
・第一の創造:アイデア、設計、計画 … 第二の習慣
・第二の創造:実際にものを作る … 第三の習慣
感想
数年毎に読み返したい数少ない本です。
ビジネスマンだけでなく全ての人におすすめの一冊です。