禅、シンプル生活のすすめ のまとめ

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禅、シンプル生活のすすめ (知的生きかた文庫)

概要

ラク〜に生きる人生のコツ
すぐに日常生活に取り入れられるシンプルな禅習慣
　

1.習慣をちょっと変えてみる

■ボーっとする時間を持つ
・周りのものにとらわれることなく、ただボーっとしてみる
・何事にもとらわれない純粋で素直な自分が顔を出します

■十五分早起きしてみる
・時間がないから忙しいのではなく、心に余裕がないから忙しい
・十五分早起きしてゆっくりとした自分の時間をすごすだけで余裕が生まれる

■好きな言葉を探す
・自分の好きな言葉を家に飾ってみる
・それを見つめながら心静かに自分と向き合う時間をもつ

■息をゆっくりと吐いてみる
・丹田に意識を集中させて、とにかくゆっくりと長く細く息を吐く
・すっと気持ちが落ちつき、心が洗われるのを実感する

■ひとりの時間をもつ
・自然の中で心の自由を取り戻す場所でひとりきりで過ごす
・一瞬の隠遁がこれから進むべき道を照らしてくれる
　

2.ものの見方を変えてみる

■もうひとりの自分に気づく
・自分のなかにもうひとりの自分がいると考える
・そのもうひとりの自分はたくさんの可能性に満ちている
・その人こそ実は本来の自分。自分のなかにいる真実の主人公

■起こっていないことで悩まない
・不安のほとんどは、あなたの心が勝手につくり出しているもの
・今勃っていることだけ考えればいい

■人と比べない
・隣の人の職業が羨ましく思えたり、才能がある人を見て落ち込んでみたりする
・でも最終的には自分の身の丈にあったことのくり返しが幸福つながっていくもの

■自分自身を大切にする
・お守りというのは仏様の分身
・あなたがお守りを守らなくてはならない
・お守りを大切にすることであなた自身を大切にすることになる

■シンプルに考える
・一行三昧：ただ一つのことに邁進する
・あれもこれもと手を広げず、ひとつのことに心を集中させていく
・そうすればこそ、充実感や満足感が味わえる
　

3.人との関わり方を変えてみる

■人に尽くす
・自分が幸せになりたいと思うなら、周りの人たちも幸せでなければならない
・そのために他人に尽くすことが、自らの幸福につながっていく

■三毒を捨てる
・三毒：何でも欲しがる心、怒りの感情、常識や道徳が欠けた状態
・顔を出したときは呼吸を整え心を落ち着かせることで三毒を捨てる

■相手の長所に目を向ける
・日本庭園は石や木の素材の特徴を生かしながら全体を構成する
・一つ一つの木の個性をしっかりと見つめ、それを十分に引き出してあげる
・人と人との関係も同じ

■皆に好かれる必要はない
・嫌われたくないという気持ちがあるとストレスが生じてくる
・あえて嫌われる必要はないけれど、あえて好かれなくてもかまわない

■上手に距離を置く
・仕事や人付き合いでは、ときにグサリと胸に突き刺さる言葉が投げかけられる
・そんなネガティブな言葉は早く忘れてしまうこと
・人間関係がうまくいかないときも、その関係に執着しないで少し距離を置く
　

4.今、この瞬間を変えてみる

■今を生きる
・人間は今、この瞬間のみを生きている
・だから、この一瞬を生きることのみに心を尽くす

■平凡な一日こそ感謝する
・一見平凡で当たり前のことこそ実は何よりすごいこと
・ただ淡々と毎日を過ごせることの幸せ
・幸せは、すぐ近くにある

■欲張らない
・知足：今あるものに満足する気持ち
・必要最低限のものを手にしたときには、もう十分と思うこと
・ただ自分が満たされていると思うことで苦しみは少なくなる

■お金に縛られない
・不思議なものでお金とは執着すればするほど逃げていくもの
・自分は何をすれば世の中の役に立つのかを考えて行動する
・そうすると必要なお金は世の中を巡りめぐって、自分のもとにやってくる

■死にざまを考える
・生きざまを考えることは死にざまを考えること
・もし半年後に自分の命が終わると言われたら、やっておきたいことを必死で考える
・今この瞬間にやるべきことが自ずと見えてくる
　

感想

書いてある内容はすぐに出来そうなものが多いので気軽に読めます。