ウォール街のランダム・ウォーカーのまとめ
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ウォール街のランダム・ウォーカー <原著第10版>―株式投資の不滅の真理
- 作者: バートン・マルキール,井手正介
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2011/06/18
- メディア: 単行本
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概要
個人投資家のための投資指南の名著
世界中で30年以上読み続けられている投資の不滅の心理
内容
■結論
・インデックスファンドによる長期国際分散投資が最も望ましい投資法
■効率的市場理論
・市場はランダムに動く
→テクニカル分析は無意味
・市場は新しい情報を効率的に株価に織り込む
→ファンダメンタル分析は無意味
・効率的市場理論は完璧ではないが、市場の効率性は非常に高い
■リスク
・リスクとは将来のリターンの変動性
・大きなリスクをとると、高いリターンを得ることができる
→長期的には株式は上昇を続ける
■現代ポートフォリオ理論
・相関の異なる投資対象を組み合わせればリターンを犠牲にせずにリスクを減らせる
→国際分散投資が有効
■インデックスファンド
・手数料が安い
・少ない資金で国際分散投資ができる
→インデックスファンドは効率的市場理論の最高の応用例
インデックスファンド投資方法
1.投資期間
・株式も債券も投資期間に応じてリスクは減少する
・短期であれば大きなマイナスになる可能性がある
・長期(25年)であれば、どの期間でもプラスになる
2.ドルコスト平均法
・一定金額を毎月同じ投資対象を積み立てる投資方法
・間違ったタイミングで投資を行うことを防ぐ
・一株あたりの平均購入価格が低くなる
3.リバランス
・年1回異なる投資対象の資金割合をふさわしい割合に微調整すること
・リスクを減らし、リターンが高まる
4.リスク許容度
・一般的には年齢が高くなるほどリスクを減らす
感想
株式市場の歴史、現代投資理論の基礎を学べます。
投資をする前に是非読んでおきたい一冊。